今回はQualcommがリリースしている骨伝導タイプのイヤホンの使用感や機能などを正直レビューしたいと思います!
↓今回レビューするのはこちらのタイプです。
KOMOI-KB1
そもそも骨伝導イヤホンとは
通常、イヤホンは耳に当て音の振動を鼓膜でキャッチして音を聴きますが、骨伝導イヤホンは耳の前方・頬骨の上辺りにスピーカー部分を当てて音の振動を骨伝いに届けるというものです。
発しているのは音の振動であり、電波や健康被害を懸念するような悪い現象は起きません。(当然、長時間の使用はよくありませんが。)
耳にかけるような形状のものが多く、U字の形状で耳に引っかけるものや、メガネの形状をしたものなどがあります。
※「骨伝導イヤホン」と謳っておきながら全く骨伝導でない商品が散見されますので、レビューや商品紹介をよく見て購入されることをおすすめします!!
Qualcommの骨伝導イヤホン(bluetooth)の使用感
着け心地
悪くないと思います。ただ、筆者は眼鏡をかけることが多いので、耳にかける感じが不快に感じないほうであることは断っておきます。
スピーカー部分はモノとしての存在感を感じますが、軽い作りになっているのでつけていてもそれほど気にならないと思います。
バッテリーの持ち
充電1時間ほどで連続で約6時間は問題なく駆動しました。日を改め充電せずそのまま使用したこともありますが、1度の充電で計10時間程はバッテリーが持ちました。
購入から約9カ月経った現在では、1度の充電で計7時間弱ほど駆動するようになっています。週に4回計20時間ほどを約9カ月間使用した(充電回数は100回以上)結果などですが、ヘビーな使い方なのにもかかわらずバッテリーの持ちはいい方かなと思います。
それよりか充電が上手くいかなくなることの方が気になりました。筆者の扱い方が悪かったのか、商品の寿命であったのかは分かりませんが、充電回数が100回辺りになってくるとコードを差し込んでも充電表示が出ないことが度々あります。
音質・音漏れ
音質は期待していませんでしたが、値段並みかなという印象です。低音域の音は静かな屋内であっても聞き取れないのと全体的に音がこもっていたりぼやけていたりします。非常に低音質です。少なくとも音楽鑑賞向きではありません。BGMのような感じで音楽を聞きたい場合に使用するのがいいかと思います。または、歌のメロディーラインだけ聞き取りたい場合もいいかもしれませんね。
音漏れに関しては、普通のイヤホンに比べると音漏れしやすいと思います。普通のイヤホンと同じ感覚・同じ音量で音を流し手元に置いてみると、しっかり音は漏れていることが確認できます。少し音量を抑えめで使用するという前提ですが、それでも手の届く範囲内であれば音漏れが気になるレベルです。しかし、仕切りや壁がある場合はその限りではありません。筆者は屋内で使用することが多いですが、例えばオフィス内であっても仕切りがある場合だと近くの相手には音が聞こえないレベルです。
bluetoothの接続
良好でした。これに関しては使用環境に大きく依存するとは思いますが、本体の機能のせいでbluetoothの接続が切れるような素振りはありませんでした。
総評
筆者が購入した際は3,180円というかなり廉価な商品だったわけですが、値段を考えると十分すぎるコストパフォーマンスかなと思います。
音質や音漏れなどの面から使用するシーンは限られるかもしれませんが、周辺環境の音を聞きつつ音楽や会話を楽しめるツールとしてはかなり役立つと思います!
試してみるに高くない商品ですので、気になった方は是非チェックしてみてください!
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