【42年間の軌跡】岡本太郎記念館に行ってきたリポート

先日、岡本太郎記念館に行ってきました!今回はアクセスや展示内容などを紹介する記事です。

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岡本太郎記念館の概要

開館時間:10:00~18:00(最終入館17:30)
休館日:火曜日(祝日の場合は開館)、年末年始(12/28~1/4)及び保守点検日。
観覧料:一般 ¥650、小学生 ¥300

その他:館内写真撮影OK(※ただし、作品には手を触れてはいけない!)、荷物の預かりはなし、庭園の見学にもチケットが必要、隣接するカフェがある。


岡本太郎記念館は岡本太郎さんの住まい兼アトリエだった場所を一部改築して開設された記念館です。妻である岡本敏子さんの「岡本太郎を次の時代に伝えたい」という願いからオープンに至ったそうです。

作品の展示はもちろんありますが、どちらかというと資料館としての色合いが強く、作品や建物・庭園などを通して岡本太郎さんがどういう人であったかを肌で感じるための施設だと思います。



場所は表参道駅から徒歩10分圏内にあります。

岡本太郎記念館
The Taro Okamoto Memorial Museum


大通りから少し脇に入ったところにありますので、初めて行く方は迷わないよう地図を見ながら行くことをおすすめします!近くまで行くと、塀と木々の緑に囲まれた建物が見えてきます。隙間からひょっこり作品が顔をのぞかせているので目印になるでしょう。



展示内容・グッズの内容

展示作品は絵画と立体物で構成されています。お馴染みの太陽の塔やこどもの樹など岡本太郎さんの代表作品(主にスケールの小さいバージョン)の一部を見ることができます。

応接間と庭園には常設した作品群が並べてありました。こちらに関しては公式ページの写真ページなどで内容をおよそ確認することができます。

2Fは企画展に基づいた作品が展示されているようです。筆者が訪れた際は、「衝動の爪あと」というタイトルで岡本太郎さんの作品がいかにして出来上がるかその過程を楽しめる内容でした。そのコンセプトで作品だけでなく作品として一般に公開されていない(一般的に作品として満たない)絵画も展示されていて非常に興味深かったです!

そして、この施設の醍醐味でもある実際のアトリエは必見です!入口向かって右手の天井の低い通路を通り、応接間を過ぎると、目の前には息を呑む空間が広がっていました。岡本太郎さんが作品と向き合った42年間の軌跡がそこにありました。高い天井に冷たい空気(空調)、棚に収められた200点は超えるであろう作品の数々、さっきまで創作していたのではないかと思わされるデスクの有様、床に散らばった絵具の跡、ゴルフクラブやピアノなど趣味や生活感が垣間見れる置物など。それらについて多く語ることはできますが、この空気感を実際に味わうのがやはり一番でしょう。BGMや外からの騒音などはなく、照明の僅かなビリビリという音があるのみで、目を閉じれば創作の音・岡本太郎さんの息遣いなどが聞こえてきそうな特別な空気感がありました。

展示品は一般的な美術館とは異なり多くはありません。ざっと見るだけであれば10分程度で目に収めることはできるかもしれません。「岡本太郎さんの作品をたくさん見たい!」という人はあまり満足できないかもしれませんね。一方、岡本太郎さんのことを知りたい、作品の裏側を見てみたいという好奇心がある人は十二分に満足できる場所だと思います!!



入口(出口)すぐにショップが常設されていますが、こちらではよそでは入手できないものも含めてたくさんのグッズが並んでいます。グッズの内容は公式ページで確認ができます。

Goods – 岡本太郎記念館

(↑少しページが重いかもしれません。)

金額は記載されていないので詳細な金額は明記しませんが、個人的には少し高めの価格設定かなと思いました。高いといっても一般の公式グッズではよくあるような価格帯で、Tシャツ4,000~8,500円とかそういう感じです。ただ、太陽の塔のフィギュアなど1万円を超えるようなものも中にはありました。筆者は太郎さんの書(絵画風のタッチ)に文章が添えらえた「ドキドキ」という書籍を購入しました。お気に入りです。



入口外にはカフェが併設されていますが、コーヒー1杯1,000円を超えるような価格帯でさすが表参道価格と躊躇してしまいました。結局利用はしませんでしたが、感じの良さそうな店主さんとこだわりのドリンクには心が惹かれました。また機会あれば今度は寄ってみようかなと思います。



さいごに

岡本太郎さんのファンとしては大変楽しめた施設でした。平日の日中に訪れましたが、2・3人一組のお客がかわるがわる来場されていたので人気のほどがうかがえました。

もし、岡本太郎さんの完成された作品をたくさん見たいという方は神奈川県川崎市にある岡本太郎美術館を訪れることをおすすめします!

岡本太郎美術館
岡本太郎美術館は、川崎生まれの芸術家・岡本太郎の芸術、およびその両親である漫画家・岡本一平、小説家・岡本かの子の芸術を顕彰する美術館です。


他にも各地で特別展示が随時行われているので、興味ある方は是非チェックしてみてください!





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