今回は、簡易防音室のだんぼっちの暑さ対策を紹介します!あと、夏場の使用感や使用上の注意事項なども体験談をふまえて紹介したいと思います!
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夏場の使用感
誰もが予想すると思いますが、夏場に使用するとめちゃくちゃ暑いです!!温度を測ったことはありませんが、夏場は汗が止まりません。中はまるでサウナのような状態です。
それもそのはずです。空気が出入りするのは天井の僅かな通気口と足元の電源コードを通せるほどの小さな穴しかないのですから。空気はとてもこもりやすいです。しかし、これは防音の仕様と価格帯を考えれば仕方がないと思います。
ちなみに冬場であっても、音出しなどをしていると20分ほど中の温度が上がって暖房要らずのような体感です。
使用上の注意事項
夏場はサウナのように熱く、熱せられた空気がこもりやすいだんぼっちですからいくつか注意したい点があります。
第一に、換気です。先述した通り、構造上通気性は悪いので、小まめに換気が必要です。扉は仕様上閉まりやすくなっていて、ストッパーなどを使わないと簡単に閉まってしまいます。全開にしてもなかなか空気が入れ替わらないので、小まめに換気が必要であることとだんぼっちを設置する際はドアの可動範囲(だいたい前方50cm範囲)は空けておくようにしたいですね。
あとは発汗による湿りや湿気にも注意したいですね。だんぼっちを使用するということは歌や楽器を演奏したり、パソコンやオーディオ機器を中で操作するケースが考えられますが、思いの外汗が噴き出ますので、楽器や精密機器に水分が飛ばないようまた湿気によって深刻なダメージを与えないよう気をつける必要があります。
マイクやパソコン、オーディオなどの精密機器は水分に弱いとイメージが湧きやすいと思いますが、ギターやヴァイオリンなどの本体が木でできた楽器なども水っけに大変弱いので注意したいですね。熱と水分の影響で楽器が歪曲したり故障したりします。
これは健康上、当たり前のことですが、水分補給も小まめにするよう注意したいですね。蒸し風呂のような環境の中、長時間居続けると屋内であろうが熱中症や脱水症状を引き起こす危険性があります。是非換気したついでに普段水を飲まないような人でもしっかり水分を摂るよう心掛けてほしいですね。
だんぼっちの暑さ対策
では、問題の暑さ対策ですが、正直言ってあまり良い手はありません。その中でも比較的有効な対策方法をシェアしたいと思います!
まず、お金をかけずにできるのは
・軽装(あるいは脱衣)の状態で過ごす。
・小まめに換気を行う。
くらいでしょうか。
あと、これからだんぼっちを設置しようと考えている人は是非クーラーがある部屋それも直接冷気が当たる場所に設置することをおすすめします!電気を食いますが、だんぼっちの外側だけでも冷やすことでいくらか体感的にはマシに思います。この際、だんぼっちの中と外の温度差に体調を崩さないよう注意してくださいね。
あとは、予算や都合に合わせて冷房器具・商品を購入して対策するしかないと思います。
まず、だんぼっちの中でもサイズの大きい(だんぼっちグランデなど)を所有されている人は、置き型のクーラーをおすすめします。出来れば業務用の強力なやつがいいと思います。ただし、廃熱のことも考えないといけないので、後ろのフィルターなどから熱が出ていくタイプだと結局その熱がだんぼっち内にこもるので冷却効果が期待できないので選ぶ際は注意したいですね。
あと、どうしてもクーラーと身体の距離が近くなるので、冷え過ぎにも注意したいところです。オフィスのデスクに置くタイプなども市販されていますから体質や好みに合わせて選ぶのが良いと思います。
低予算で済ませたいなら首掛け扇風機やネックに掛けるタイプの冷房機器がおすすめです!(ちなみに冷えピタも候補に考えましたが、筆者的にはあんまりでした。汗をかき動いているとはがれてきますし、使い捨てなので買い置きする必要があります。あとは何といっても貼っている間はどうしても心地がいいとはいえない状態でした。おすすめはしませんが、検討されるのはアリだと思います!)
これは検証をしていないので責任はもてませんが、冷却シートや冷感マットレスなどを下に敷くのもアリかなと思いました。予想としては効果は薄そうですが、無いよりマシかなと思っています。
↓こちらはペット用ですが、防水効果もありますね。この類のものは良さそうなので筆者も頭に入れておきます。
さいごに
これは余談なので、本文には入れませんでしたが、筆者はだんぼっちの内部に鉛シートを貼っています。防音効果を期待してのことだったのですが、鉛は金属なので冷却するとひんやりとします。これはあくまで体感ですが、外側を冷房の冷気でガンガンに冷やすと中の鉛部分も冷やされていくらか涼しく感じる気がするのです。
鉛シートは決して安いものではなく、加工はしやすいものの大変重い商品ですので、広くはおすすめしません。しかし、防音とあわよくば暑さ対策ができればいいなくらいに考えている方はご購入を検討されてみてはいかがでしょうか。
この記事作成にあたり、他の方の暑さ対策も参考にしましたが、結構皆さん気合で乗り切っていらっしゃいますね。中にはDIYで空調のダクトを作成し、だんぼっちの通気口と冷房を直接つないで対策している猛者もいました。
みなさんは、無理のない範囲で健康を害さない方法で暑さ対策してみて下さいね!!
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