R&Bの女王と名高いシンガーソングライターAlicia Keys(アリシアキーズ)を紹介していきます!
プロフィール
- 本名: Alicia J. Augello-Cook
- 出身:アメリカ合衆国 ニューヨーク州・ニューヨーク市ヘルズキッチン地区
- 生年月日:1981年1月25日
- 略歴:アフリカ系アメリカ人の父親とイタリア・アイルランド・スコットランド系統の母親を両親のもとに生まれる。父親はAliciaが2歳の頃に亡くなっている。Aliciaが育ったヘルズキッチン地区というのは、1990年代半ばごろまで暴動、麻薬取引や売春などに溢れた危険な地域であった。そういった環境の中彼女は非常に用心深くなり、ジェンダーニュートラルな服を着始め、後のトレードマークとなるコーンロウのヘアースタイルをするようになった。
Aliciaは幼い頃から音楽と歌を愛し、7歳でクラシックピアノの訓練を受け始めた。1日6時間、練習を重ねクラシック音楽の先生が教えるものがなくなった後、14歳でジャズの勉強を始めた。
作曲は12歳までに始めており、最初に手掛けた曲は映画『Philadelphia(フィラデルフィア)』に触発され、亡くなった祖父についてかかれた曲であった。
13歳の頃、後のマネージャーとなるJeff Robison(ジェフ・ロビンソン)と出会い、彼を通じて15歳のときにコロムビアレコードと契約。
レーベルとの論争があった後、彼女はアリスタレコードと契約し、2001年にJレコードからデビューアルバム『Songs in A Minor』をリリース。自身初のBillboard Hot 100で1位を獲得した『Fallin』を収録したこのアルバムはグラミー5部門を受賞し、全世界で1200万枚以上のセールスを記録した。
その後も各国のチャートを賑わせ、名実ともに成功を収める。ミュージシャンの傍ら女優業や慈悲事業活動などの活躍を広げ、さらに大人気オーディション番組『The Voice』への出演や第61・62回グラミー賞受賞式の司会を務めるなどメディアでにおいても大きな反響を生んだ。
参考:SONY MUSIC(プロフィール)/Wikipedia
Alicia Keysはグラミー賞15冠・全世界トータル・セールス6,500万枚を誇る世界的ミュージシャンです!
また、Alicia Keysといえば、ピアノの弾き語りまたはピアノの演奏が印象的ですよね。
音楽ジャンルとしては、R&Bの女王と称されますが、ポップス、ジャズ、レゲエ、クラシックなど幅広い楽曲を手掛けています。
Alicia Keysの特徴・魅力
初期の頃の作品や歌唱はソウルフルでR&B・レゲエ色が強く、グルーブ感がとても心地良いです。
2010年頃から最近にかけてはポップスやジャズ色が出ている作品・歌唱が多くみられます。初期の頃のようにサウンドやリズムにと尖った感じはなく、マイルドで聞きやすいやすいものが多いです。
また、アルバムごとに作風が異なることも特徴で、各アルバムごとにそれぞれの楽しみ方があって聴き手を飽きさせません。どのアルバム・作品も素晴らしいです!
こういったように様々な作風の作品を生み出すことができるのは、音楽経験が長く深いAliciaならではでしょう。
また、ライブパフォーマンスにも定評があります。
ライブ中はとても楽しそうに笑顔でパフォーマンスをしているのが印象的です!それでいてオリジナル音源と比べても遜色ない歌唱と完璧なピッチとリズムは目を見張るものがあります。
下記にライブ動画を貼りましたのでよければ観てみて下さい!
↓あまりにもカッコいいアレンジの『Fallin’』
演奏中の楽しそうな笑顔も素敵です!
↓ご自宅(?)で演奏した『Underdog』
オートチューン(自動音程修正)やエフェクターを通さずともこのクオリティーです!
↓Staples Center(ステイブルズセンター)にて演奏された 『Moonlight Sonata』(Beethoven)
シンガーとして活躍する彼女ですが、ピアニストとしてもステージで演奏することがあります。
こちらは会場の緊張感が画面通して伝わってくるかのようですね。
Alicia Keysの代表曲
数ある楽曲の中から厳選した5曲を代表曲として紹介します!
Fallin’
2001年リリース 1stシングル
1stアルバム『Songs in A Minor』リードシングル
デビューシングルでありながらBillboard Hot 100で1位を獲得したAlicia Keysを代表する1曲です。
ラッパーのRampage(ランページ)が楽曲に参加しています。
ジャンルとしてはネオソウル・R&Bに分類されますが、ブルースの基本コード進行やゴスペル調でパワフルな女性コーラスが印象的な楽曲です。
If I Ain’t Got You
2004年リリース 6hシングル
Aliciaの楽曲としては最も有名なもののひとつです。
冒頭のアルペジオと歌入りからしていっきに引き込まれる楽曲です。
しっとりしたテンポと優しいピアノの旋律が心地よいですね。
John Mayerとのコラボがあったり、Bruno Marsがプライベートでカバーしたり、また多くの人がこの楽曲のカバーを発信したりと広く様々なところで演奏・歌唱されている楽曲です。
No One
2007年リリース 13thシングル
Alicia Keysの楽曲で最も大きなセールスを記録した1曲です。
力強くソウルフルな歌声が印象的な楽曲です。
ループするコード進行と繰り返されるフレーズの数々、そしてAliciaの芯のある歌声が心に強く迫ってくるかのようです。
Empire State of Mind
2010年リリース 21thシングル
ラッパーJay-Zとのコラボ楽曲です。
「In New York~」と始まる印象的なフレーズがありますが、『Empire State of Mind』はニューヨークの賛歌として大ヒットしました。タイトルにある“Empire State”はニューヨークの別名です。
この楽曲にはThe Momentsの『Love On A Two-Way Street』とIsaac Hayesの『Breakthrough』がサンプリングとして使用されています。おそらく前者はピアノ、後者はドラムのそれぞれのサウンドが重ねられています。
Girl On Fire
2012年リリース 24thシングル
同年リリース 5thアルバム『Girl On Fire』の表題曲にもなっていますが、こちらのアルバムにはNiki Minajがフィーチャリングした別ヴァージョンが収録されています。
伸びやかで力強いコーラスが印象的な楽曲です。
サビにあたる箇所で歌の音域がとんと上がり、楽器の音数が増えその中でも特にパーカッションが前面に出てサウンド面でも燃え盛るように気分を盛り立ててくれるかのようです。
以上、Alicia Keysの紹介でした!
今後、Alicia Keysの楽曲についてもう少し詳しく掘り下げて分析したものを記事にしていく予定です。楽曲の素晴らしい点や聴きどころを紹介していくので、こちらも合わせてチェックしてみて下さい!
もっとAlicia Keysの楽曲を聴いてみたい!という方向けに名曲・有名曲20選をプレイリストにまとめてみました!是非聴いてみて下さい。
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