世界の歌姫であるAriana Grande(アリアナ・グランデ)を紹介していきます!
プロフィール
- 出身:アメリカ合衆国フロリダ州
- 生年月日:1993年6月26日
- プロフィール:イタリア系アメリカ人の両親をもつ。幼少期から舞台パフォーマンスの才能を開花させる。若干8歳で北米プロアイスホッケーリーグのスタジアムにて国歌斉唱、ティーンでミュージカル・ドラマ『VICTORiOUS(ビクトリアス)』にレギュラー出演。デビュー・アルバム『Yours Truly』は全米アルバム・チャート初登場1位を獲得し、アメリカン・ミュージック・アウォーズ2013で最優秀新人賞受賞。その後、次々とチャートを席捲し多くの快挙を達成。ティーンだけでなく幅広い世代からの人気を博す。
略歴はUNIVERSAL MUSIC JAPAN(プロフィールページ)/POP PROFILES(ドキュメンタリー番組)参照
ティーンの頃から野心家で、現在のようにまだ実績がなかった14歳の時にマネージャーに「R&Bのアルバムが出したい!」と言って周囲から笑われていたようです。しかし、彼女は成功することに貪欲でした。デビュー時はポップスを歌うアイドル歌手のようなプロモーションだったものの、後に念願だったR&Bの楽曲をリリースしたり、大物歌手とコラボしたりと着実に実績を積みながら本格歌手の道へ進みます。
ファンや近しい人からは“Ari”という愛称で親しまれています。Instagramのフォロワーは2.1億人で、世界第2位・女性では第1位(2021年1月現在)という圧倒的な人気の高さです。
また、社会貢献や情報発信に意欲的で、がん患者のチャリティーイベントに参加したり、LGBTイベントのヘッドライナーを務めたりしました。女性の権利や女性の立場を守る発言も多く、不当な非難や男女の平等性に欠いた言動に対しては臆さず抗議しています。こういった社会活動も彼女が支持される要因なのでしょう。
Ariana Grandeの魅力
“ネクスト・マライア”と称賛される程のズバ抜けた歌唱力の持ち主で、あの小さな体からは想像できないほどパワフルな歌声をもっています。どんな高さの声も出せるけれど、曲に合ったベストな声で歌唱するところにも歌唱力の高さがうかがえます。
こちらはMariah Carey(マライア・キャリー)の名曲『Emotions』をカバーしたものですが、あまりの歌唱力の高さに圧倒されます。一般女性では発声が難しいほどの低音域から超高音域のホイッスルボイスまで見事な歌いっぷりです。瑞々しく透明感がある彼女の声の特徴がよく分かるテイクにもなっているので、是非視聴してみてください。
こちらは『Dangerous Woman』という楽曲のアカペラの動画です。マイクを通さずともここまで通る歌声ってすごくないですか!??通る歌声の条件は、声の響きと楽な発声ですが、 彼女には声に豊かな響きがあり、どこにも負荷のかかっていない楽な発声をしてます。彼女の歌の魅力が高い声が出るだけでないということがこの動画からよく分かると思います。
最近、Mariah Carey(マライア・キャリー)の『Oh Santa!』をMariahとJennifer Hudson(ジェニファー・ハドソン)とでコラボしたテイクが発表されました。MariahとJenniferという2人の超パワフル歌手にも引けをとらないArianaは流石です。動画内でMariahとArianaがなんとホイッスルボイスでハモっているのですが、それがなんとも美しいので是非視聴してみて下さい(動画3:04~)。溜息がでるほど美しいです。
Ariana Grandeの有名曲・代表曲
数ある楽曲の中から厳選した5曲を代表曲として紹介します!
The Way ft. Mac Miller
1stアルバム「Yours Truly」からのシングルカットされた1stシングル。
BillboardのThe Hot 100 Chartでは第9位と自身初のトップ10入りを果たしました。
Big PunのR&Bヒット曲『Still Not a Player ft. Joe』をサンプリングした楽曲だそうです。R&B、ラップ、ピアノのリフなど同曲の要素が盛り込まれていますが、明るくポップ調に仕上がっていると思います。
この楽曲は歌の重ね録りがされており、主旋律・ハモリ・ホイッスルボイスとそれぞれ声質の異なる歌い方をしています。歌いだし・コーラスやフェイクのセクシーな歌声は印象的ですし、主旋律の透明感のある歌声は心地よく、随所に入るホイッスルの美しさは流石だと思います。
歌のバリエーションを楽しみながらも、Arianaの歌手としての引き出しの多さに驚かされる一曲です。
Baby I
こちらも1stアルバム「Yours Truly」からのシングルカットされた楽曲で2ndシングルです。
日本でもチャート上位に入ったり、テレビ番組のテーマ曲に採用されるなどして知名度が高い楽曲ですね。2014年にYouTuber HIKIAKINのビートボックスでコラボして話題にもなりました。
可愛らしい曲調ながらもノリの良いダンスミュージックです。MVのようにダンスしたりクラップしたりしたくなりますね。
Cメロで曲調を変えてきたり(R&B色強め)、曲後半辺りから声を張る歌い方やホイッスルを混ぜてきたりとスパイスの利いた楽曲でもあります。
Problem ft. Iggy Azalea
『Problem』はダンスポップ・R&Bテイストの楽曲です。リリース時、BillboardのThe Hot 100 Chartでは第3位にランクインするなどして大きなセールスになりました。
先述の2曲と比べるとサウンドがずっしりとしています。主旋律の歌も比べると深くて太い声で歌っているように思えます。
Arianaの力強い歌唱とサックスの伴奏に乗せたクールなラップの対比がとても心地よいです。冒頭と曲後半にあるIggy Azalea(イギー・アゼリア)のラップがこの楽曲をよりクールに引き立てている点も聴きどころです!
Break Free ft. Zedd
『Break Free』はEDM調でノリの良い楽曲です。
この楽曲はキャッチーな音形がふんだんに盛り込まれたつくりになっています。
例えば、シンセサイザーの冒頭のコード・メロディーは聞けばすぐこの楽曲のものだと分かるようになっていますし、Aメロのリフは単音ながらも音の運び方やリズムが心地よく印象的です。
また、歌のメロディーラインは早いテンポの中で勢いよく駆け上がったり(「I’m stronger than I’ve been before~」動画1:05箇所)、リズミカルに下がったり(「I can’t resist it no~」動画1:13箇所)していてまるでジェットコースターのようです。
マスタリングされた声が拍の頭打ちに使われたり、コーラスなどでさらっと超高音やホイッスルボイスが混ざっている点など声を用いた曲の表現方法も面白いので聴きどころです。
MVはB級映画を思わせるかのような作品でとても面白いので是非視聴してみて下さい。宇宙未来感のある舞台でArianaがコミカルにヴァイオレンスに演技しているのが見所です。
Dangerous Woman
3rdアルバム『Dangerous Woman』の表題曲です。
前項ではアカペラヴァージョンを紹介しましたが、伴奏がつくと印象がまったく異なるのでこちらで改めて紹介します。
ポップさやアップビート感を感じさせない、ムーディーでミディアムテンポの楽曲です。エレキギターの乾いた音色とシンセの重量感がアダルトでセクシーです。
伴奏が比較的シンプルな分、サウンドに占める歌の割合が高いです。特にサビではエフェクトをかけたコーラスを重ねて歌に厚みを持たせています。
これまでのArianaのイメージを覆す楽曲でしたので最後に紹介させていただきました。
以上、Ariana Grandeの紹介でした!
今後、Ariana Grandeの楽曲についてもう少し詳しく掘り下げて分析したものを記事にしていく予定です。楽曲の素晴らしい点や聴きどころを紹介していくので、こちらも合わせてチェックしてみて下さい!
もっとAriana Grandeの楽曲を聴いてみたい!という方向けに名曲・有名曲20選をプレイリストにまとめてみました!是非聴いてみて下さい。
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