ボイトレ教室を探し周り、通算約5年、2か所のボイトレ教室に通った経験のある筆者が考える「失敗しないボイトレ教室の選び方」を紹介します!
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「ボイトレ教室で何をしたいか」を明確に!
まず、ボイトレ教室を選ぶ前に「ボイトレ教室で何をしたいか」を明確にする必要があります!
・〇〇という歌手のように歌えるようになりたい!
・高音が出せるようになりたい!
・歌唱を客観的に分析して欲しい!
・人前で歌う練習がしたい!
・なんとなく
ボイトレ教室に通う理由は様々であると思いますが、何を学びたいか何を経験したいかは出来るだけ明確にしておいた方がいいです。例え「特に何もない」「なんとなく」という軽い気持ちであっても、強いこだわりがないというだけの話なので、それはそれで押さえておきたいポイントです。
こういった動機づけはボイトレ教室を選ぶ上で最も大事なことです!!(また、教室に通うことを継続する上でも大事ですね!)
もし、自分がどういったタイプの歌唱を目指したいのか、どういう点で迷っているのか・興味をもっているのか気になる場合は、まずはネットで「ボイトレ」と調べて情報を探るのも手です。
↑ネットでまずは情報に触れてみて関心が向く分野を探るもありですね!
おすすめのボイトレ教室
ボイトレ教室として選びたいのは、前項内容の「ボイトレ教室でやりたいこと」を予算内で実現してくれるところですよね。「特にやりたいことはない(分からない)」という方もいると思いますが、そういう方はリーズナブルな教室を見つけお試しで通ってみるか、無料体験レッスンを行っている教室に行ってみるのをおすすめします!
ボイトレ教室は合う合わないが個人によってバラバラなので、一概に「ここがおすすめです!」とは言い難いです。ただ、教室選びに失敗しないおすすめの選考基準がありますので、次項でそれを紹介します。
ボイトレ教室を選ぶ基準
筆者の経験上、ここは押さえておいた方がいいという「ボイトレ教室を選ぶ基準」を紹介します!
➀音楽のジャンル
まず、間違えてはいけないのが「音楽のジャンル」です。自分の好きなジャンルとその教室・担当のトレーナーの専門ジャンルが異なるのはよくありません。
分かりやすい例でいうと、ロック歌手のような歌唱を目指しているのにトレーナーの指導内容がオペラ歌唱だったら不満を覚えますよね?(逆も然り)
筆者はこれで失敗しました。もともとバックビートの洋楽を好んでいて、そういうジャンルの歌唱を目指しているのですが、通いっていた教室は邦楽のトレンド曲を得意としているところでした。洋楽にも対応していただけましたが、後に通い直した洋楽専門の教室に比べると指導内容に歯がゆさは覚えました。当然の話ですよね。
もし、余力があるのなら、好きなジャンルの中でも好きな歌手や好きな歌い方をピックアップしておくとより良いと思います。そういう歌唱を習得できるかは別として、トレーナーがその歌唱を得意としているのであれば教わる内容にも満足がいくはずです!
②トレーナーの性別・声域
ボイトレの経験値が低ければ低いほど、同性のトレーナーあるいは声域が同じトレーナーを選ぶのをおすすめします!
同性・同じ声域のトレーナーでよかったと実感するのは、発声練習や歌唱練習の場面です。歌はどうしても発声の体感をイメージや言葉で共有することになりますが、同性・同じ声域の者同士だと体感が似通るので情報共有がしやすいというメリットがあります。経験豊富なトレーナーであれば、性別や声域に関係なく分かりやすく教えて下さる場合もありますが。
筆者のボイトレ初心者の頃は、異性のトレーナーで声域もかなり違う方に教わって苦労した覚えがあります。お手本を見て聞いて真似しようにも、自分とは音域や声色が異なるのでその点で苦労しました。おそらく筆者のように初心者から始める方(音楽未経験者の方は特に)は真似して練習できるように同性のトレーナーあるいは声域が同じトレーナーを選ぶのがいいと思います!
③経験豊富なトレーナーか
歌が上手い=歌を教えるのが上手い ではありません!また、ネットでボイトレのテクニックを多く発信している人でも教えるのが上手いとは限りません!この辺りのことは注意しておきたいポイントですね。是非、ボイトレの指導経験・トレーナー自身のボイトレ経験が豊富な人を見つけてください!
筆者が教わった初めてのトレーナーの方は歌が上手く・指導内容も分かりやすく丁寧でした。おまけにどちらかというと“優等生タイプ”、ボイトレであまり失敗をしてこなかった人でした。それで生徒側として困ったのは、正解は教えてくれるが、発声が上手くいかないわけを解明してくれないという場面があったことです。もちろん一緒に原因を考えてくれたのですが、こういう経験がトレーナーになかったので時間が掛かりお互いに困ったことになってしまいまいた。
経験値は実際指導を受けてみないことには分かりませんが、トレーナーの経歴やネットの発信内容は目安になるかと思います。
④録音・録画可能か
知る限り多くの教室ではOKですが、録音録画可能なところを選んでおくのをおすすめします!
ボイトレは性質上、ノートに書き留めておくのは難しい(テクニックや考え方などは出来るが)です。加えて、発声の体感と実際に出た声色や音の高さに差がある場合があるので、歌の練習では録音録画はマストであるとボイトレの現場でよく聞かされます。あとは、後で見返せるよう記録として残していた方が練習に役立ちます!
ホームページなどでは録音録画の許可について明記されていないこともあります。ですから、問い合わせやレッスン申し込み時に念のため確認を入れておくことも併せておすすめしておきます!
さいごに
ボイトレ教室・トレーナーは(あまり好きな言葉ではありませんが)「ガチャ」のようなものです。合わなければ違う教室へ通い直せばいいのですが、筆者のように退会時に気まずい思いをしたくない人のために今回の記事を執筆しました!自分に合ったボイトレ教室をスムーズに見つけるのにこの記事が少しでも役に立てれば幸いです!
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